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妻へのカミングアウト [体験記]

弁護士さんとの面談が終わり、
意を決していよいよ妻へのカミングアウト。



面談が終わった日の翌日、私は妻へカミングアウトしました。
多分、個人再生をする上で一番緊張をしたのがこの時です。

離婚を切り出すより神経が磨り減ると思います。
離婚をするときは、いろんな事情があるにせよ,、
ほとんどの人は相手のことが嫌いになって離婚を切り出すと思います。


借金問題の場合、大好きな人に対して自分から
離婚の原因になってもおかしくないことを、自分で説明しなければならない。

まぁ、弁護士さんに説明してもらうのもひとつでしょうが、どちらにせよ最後は自分の口で
説明なり謝罪なりをしなければならないんですよね。


私の場合は自分の借りている消費者金融、銀行、クレジット会社のカードを見せて単刀直入に、
「実は、300万ぐらいの借金がある。」
と言いました。

妻は、
「はぁっ?」
と、何を言われたのか良くわからない感じでした。

そのあと妻は、何でどうしてとは聞かず、
「じゃぁ、月々いくら払えばいいの?」
と聞いてきました。

多分、普通の家庭だったらこの辺で、
「なんでそんな借金作ったんだ。」
見たいな話になり、
「じゃあ、離婚しましょう。」
となってもおかしくないんでしょう。

私の妻はすばらしい妻で、そういったことは一切聞いてきませんでした。
過去よりもこれからという視点の切り替えが速いのでしょう。


そして私は、無料相談に行ったことと、
弁護士に依頼しようと思っていることを伝えました。

妻は、
「わかった。」
とそれだけでした。

まぁ、今となっては借金を作ったことに対してチクチクと責められますが、
この人がいたからがんばれた気がしますね。
元々、結婚をしてない方だったらこんな思いをすることもないんでしょうが・・・

あと、妻の存在でホントに助かったのは、お金の管理ですね。
借金をする人のほとんどが、多分お金の管理が出来ない人だと思います。
それを任せられる人がいるってのは、本当にありがたいですよ。


言ってしまえば、あとはもうなるようになるだけ、自分のまいた種です。
どんな花を咲かせるかは誰にもわかりません。
遅かれ早かれです。早いほうがいいですよ!

頑張りましょう!
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弁護士との面談 [体験記]

借金約300万円、月々の支払いもメドが立たなくなり、
弁護士さんに相談。


市が発行している広報に、”多重債務無料相談”という広告がありました。
このまま借金を返し続けることは、まず不可能だと思っていたので、
相談に行く決心をしました。


書いてある電話番号に電話をして、住所・氏名を言いました。
すると、担当のおばちゃんが、日にちを設定してくれました。
「〇日の〇時にきて下さい。」
と言われました。

当日、会社には医者に行くといって1時間ほど抜けさせてもらい、
時間通りに行きました。

事務室に、予約した旨を伝えると、
「書いてください。」
とアンケートのようなものを渡され、ひととおり記入しました。


少し待って、
「2階の会議室に行ってください。」
と言われ2階に行きました。

会議室の扉には、”多重債務無料相談”と書いた紙が張ってあり、
その部屋に入ると、弁護士さんと助手みたいな女性の方がいました。


簡単な自己紹介があり、すぐに相談に入りました。

借金の金額、何件の消費者金融から借りているか?など、ひととおり聞かれ、
次に法的手続きの破産・個人再生など債務整理の方法と、それを行った後のリスクなどを説明。

「あなたの現状を見る限り、すぐに手続きに入ったほうがいい。」
と言われ、進められたのは個人再生。

ただ、借金をした経緯を話すと弁護士さんが、
「ギャンブルの借金は個人再生の対象になりません。」
と言われ、びっくり。

すかさず隣の、助手さんが
「先生、対象になります。」
と、
「えっ?そうなの?」
と弁護士さん。
「おいおい、大丈夫かよ?」
と、心の中の私。

最終的に、弁護士さんの名刺を頂き、
「もし、わたしに依頼するのであれば電話を下さい。」
と言われ、約30分の無料相談が終了。




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借金生活の始まり 親が子どもに教えてあげる借金の方法 [体験記]

始まりは、車の購入資金と友人にお願いされた名義貸し。

車の購入を考え、20万ぐらいの軽自動車を見つけました。
親に貸してくれと頼んだところ、一蹴され、無知な私は消費者金融を頼りました。


いま考えればですが、
「オートローンがあったのになぁ・・・。」
と、思います。


当時は全然そんな考えも無く、ただただ金が無いことをあせっていました。

そんな時、仲のいい友達に16万円貸してと頼み込まれ、
彼はかなり年上で、そういうこと(消費者金融事情)も詳しく知っていました。

私自身、
「返すって言ってるし、一緒に借りてあげればいい。」
と言う程度にしか考えていませんでした。


一応、半年ほど仕事を続けていたので、審査も問題なく。
30万円ほど借りることが出来ました。

16万円は友達に貸し、残りの14万円に手持ちの6万円を足して車を購入。
あまりにも簡単に借りれたので、多分このときに借金に対する怖さみたいなものが、
完全になくなってしまったのでしょう。


もともとのギャンブル好きも手伝って、あれよあれよと借金は増え、
手取り14万円ほどの給料では、子育ての資金も無く、
旅行に行く時も借金をしていく始末。

それでも、妻には借金のことは内緒で、
「旅行の金は俺が何とかする。」
と。

まぁ、何とかできるわけが無いですけどね。


たまにパチンコで20万円ほど勝つこともあり、
その時の食事は豪華で友達にもおごってあげてました。
残ったお金は、またいつの間にか無くなり、また借金の繰り返し。

こんな生活で、気付けば300万円近くの借金が出来ていました。


今思い返せば、「バカだったな。」としか思えませんが、
もし、このブログを見ている親御さんで、「子どもがお金を必要としている」のがわかったら、
貸してあげなくていいので、「借金の仕方」を教えてあげてください。

ただ「無理!」と言うのではなく、何のために必要か聞き、
「こういう方法があるよ。」と言う事を教えてあげてください。

それだけでも、その子にとっては未来が変わると思います。





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パチンコ狂いの個人再生体験記 家族に支えられて [体験記]

はじめまして、
皆様、よろしくお願いします。


私は、現在32歳のサラリーマンですが、昔は学校もまともに行かず。
悪さとパチンコに明け暮れていました。

バイトをしてお金が入れば、
「夜は飲み屋、昼はパチンコ」
という生活を15歳のころから繰り返していました。

ちっちゃな頃、オヤジに連れて行ってもらった近くのパチンコ屋、
そこはおばちゃんたちが遊んでくれて、帰りには親父がラジコンとお菓子を買ってくれる。
まさに、天国でした。


10代の早いうちにパチンコを覚え(付き合っていた彼女がお金をくれて打たせてくれた)、
学生生活が終わると同時に、反社会勢力のところでの社会勉強、
水商売などをチョコチョコやって何事も続かない。

そんな”ぐうたらな”生活を送っていました。
もちろん、そんな中でも得るものはありましたが・・・


18歳で一児の父になり、子どもがいるにもかかわらず
仕事を始めても1年も持たず、20代になってもたいして変わらない生活。


今考えてよかったと思うことは、こんな馬鹿を支えてくれる、
綺麗でかわいい妻と、それこそかわいい3人の子どもたちが
離れずにいてくれたこと。

だからこそ、給料が少ないにも関わらず、
個人再生の毎月の支払いにも耐えられたのかな?

そんな、私ですのでぐうたらな更新しか出来ませんがよろしくお願いします。
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